ICソケットのはんだ付けについて
2022年5月3日

オリジナルソケットは効率性が優れています

オリジナルソケットは集積回路や大規模集積回路の抜き差しに使うICソケットの一種です。集積回路はIntegratedCircuitを省略してICと、大規模集積回路はLargeScaleIntegrationを省略してLSIと呼ばれています。これらは抵抗やコンデンサ、トランジスタなどの素子が組み込まれており複雑な機能を実現します。フォトリソグラフィという感光性の物質を塗布してパターン状に露光させる技術で作られているのが特徴です。

この技術を採用すると個々の素子や配線を組み立てることなく、コストを抑えてICやLSIを大量生産できます。シリコンウェハー上に様々な素子を組み込んだ部品がICで、さらに集積度を高めたものがLSIです。集積度を高めると装置を小型化できるので、製造コストが安くなるだけでなく部品点数が減って修理をしやすくなります。パソコンやスマートフォン、デジタルカメラなど小型で高性能な電子機器を製造するためにICやLSIが使われています。

電子機器の性能を試すにはICやLSIを何度も交換・変更する必要があります。これらの部品を基板にハンダ付けすると、交換・変更が困難になってしまいます。ICソケットを使えば基板にハンダ付けせず簡単に交換・変更ができるので効率的です。この部品には汎用型とカスタムソケット、オリジナルソケットの3種類が存在します。

金型で大量生産されていて安いのが汎用型で、枠のみを金型で作り改良を加えたのがカスタムソケットです。オリジナルソケットはデバイス形状や使用環境などに合わせて設計されており、効率性が優れています。オリジナルソケットのことならこちら

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