ICソケットのはんだ付けについて
2022年9月18日

カスタムソケットを効果的に利用する

集積回路を設計する場合には、その動作確認のためにオリジナルのICソケットを制作することが必要になる場合が少なくありません。しかしこれには多くの費用がかかるため、この費用を軽減することで開発費を削減し、最終的には製品の価格を引き下げることができるため多くの設計者はできるだけオリジナルのICソケットを作らずに済むような方法を考えるものです。この場合に効果的に利用したいのがカスタムソケットであり、開発費を削減することができるほか、様々な面で効率の良い製品開発をできるのがメリットです。カスタムソケットは既存のソケットの1部分を改良することで独自の集積回路の動作確認を行うことができるようにするものですが、基本的な端子の形状等があらかじめ決められているため、その1部分を修正するだけで使用できるようになることから費用が少なくて済むと言うメリットがあります。

また端子は形状を含めて一般的なものとなっていることが多いので、既存のプリント基板のパターンデータをそのまま利用できると言うのもポイントです。プリント基板のパターンデータを新たに開発する事はこれも膨大な費用がかかるため、避けられるものであれば避けたいと思うのは多くの設計者の意図となっています。カスタムソケットはこれまで数多くの場面で利用されており、その動作実績も非常に多いため安心して利用することができるのも特徴です。新たに開発したオリジナルのソケットの場合には様々な部分で実績がないためトラブルが発生するリスクも高く、この前には膨大な費用を無駄にしてしまうことになるため、十分に注意をしなければなりません。

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